ここでは、各スパロボのおおまかなストーリーを載せています。
この続きは、スパロボをやってからのお楽しみ。
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超人的な頭脳と並外れた決断力を持った一人の天才科学者がいた。 彼は緻密な調査によって、外宇宙から地球に重大な危機が迫っていることを知り、持てる力のすべてをふりしぼって一体のロボットを造り上げた。 その名のロボットの名はヴァルシオン・・・ 重大なパワーを誇る究極のロボットである。 だが、彼、ビアン=ゾルダークは、ひとつの不安を感じていた。 まず人類を統一し、その総力を結集しなければ宇宙からの侵略は防げないのではないか・・・。ビアン博士は、地球を守るための秘密結社ディバイン・クルセイダーズ、通称DCを結成した。DCの目的は、ただひとつ。力による世界統一・・・すなわち世界征服であった。DCはまたたく間に世界を制圧していった、最強をうたわれた国連軍でさえ、ヴァルシオンの前には無力であった。 だが、全世界の8割がDCによって支配されるようになっても、抵抗を続ける人々がいた。彼らは各地でDCに対しゲリラ的戦いをいどんていたが、やがてガンダム、マジンガーZ、ゲッターロボの3体のロボットを中心に力を結集し、DCの支配に対し、公然と反旗をひるがえした。 そして、今、全世界を震撼させる第2次スーパーロボット大戦が始まろうとしている・・・・・。 |
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全世界を混乱の渦に巻き込んだ「DC戦争」から半年、ようやく平和を取り戻した世界に新たな危機が訪れようとしていた・・・。 総帥ビアン=ゾルダークのしによって崩壊したかに見えたDCが、ザビ家という新たな指導者を得て、以前の力を取り戻し、各地で破壊活動を開始したのである。 この事態にいたって、世界各国はようやく統一の必要を感じ、ここに国連軍に変わる国際機関「地球連邦」が樹立された。 「DC戦争」の英雄達は、連邦の外部部隊「ロンド=ベル」として治安維持の任務についたが、彼らは、その力を恐れた軍の上層部や政治家達の監視下におかれ、満足な装備もあたえられないまま、旧式の装備や慢性的な補給不足に悩まされていた。 そして、このような不安定な情勢の中、月の軌道上では、新たな事態が動き出そうとしていた・・・。 |
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地底世界ラ・ギアス。 それは地球内部の歪曲した空間に存在する世界。 そこでは科学の代わりに錬金術が存在、発展し、中世を思わせる文明と、独自の文化が築かれていた。 異星人との戦いを終え、第2の故郷「地底世界ラ・ギアス」に帰還したマサキ。 しかし、故郷は戦乱の中にあった・・・ 半年前、マサキが外部部隊「ロンド=ベル」の一員として、”DC””異星人軍”と戦いを繰り広げていた頃、ラ・ギアスでは王都を襲う大規模なテロが勃発。 ラングラン王国は中央政府としての機能をなくし、事実上崩壊していたのだ。 王位継承権をめぐり様々な思惑が交錯する中、地球圏の侵略戦争に勝利した英雄「ロンド・ベル」のメンバーもラ・ギアスへ召還され、戦いは混沌としつつあった。 |
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「インスペクター事件」より3ヵ月後・・・。 |
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「インスペクター事件」より4ヵ月後・・・。 |
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DC残存部隊の追撃を行っていたロンド=ベル隊は、侵略戦争に巻き込まれる形で地球へ降下。謎の汎用人型決戦兵器やオーラバトラー、獣戦機隊などを仲間に加えながら、ポセイダル軍や様々な敵との戦いを続ける。そして、ロンド=ベル隊は異星人ゲストとポセイダルの同盟軍に抑えられた軍事拠点ジャブローの奪回に成功。 それを機に戦力を温存していたティターンズは、トレーズ=クシュリナーダ准将の発案によるゲスト=ポセイダル同盟軍への反抗作戦「オペレーション・レコンキスタ」を地球上で展開し、戦況を好転させる。 その最中、スペースコロニー連合が地球連邦政府に対し独立を宣言。さらにゲスト=ポセイダル同盟軍は地球圏を内戦状態に持ち込むため、一時休戦を申し込んだ。 コロニー独立事件にDCの陰謀を察知したロンド=ベルは事実関係を確かめるため、宇宙へ向かう。だが、すでにそこはハマーン=カーン率いるDCが跋扈する戦場と化していた。突出した戦力を持つ独立部隊であるが故、軍での立場さえも危うくなっていくロンド=ベル・・・・・。そんな彼らに思いもよらぬ協力者が現われる。それは、かつての仲間、クワトロ=バジーナと彼が所属する反地球連邦組織エゥーゴ、そして絶対平和主義を唱えるコロニー国家サンクキングダムであった・・・・・。 |
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人類が宇宙に進出して、既に1世紀以上が過ぎていた・・・。 地球圏は今、大きく2つの勢力に分かれていた。 ひとつは地球を統合している地球連邦政府、そしてもうひとつは宇宙のコロニー国家群である。 もともと、スペース・コロニーは地球連邦政府の管轄下だったのだが、長い年月を経て数が増え、植民地としての意味合いが薄れてきた。 そしてコロニーのひとつが「公国」の旗印を掲げ、独立戦争を地球連邦政府に挑んできたのを皮切りに、地球とコロニーの間で何度か大規模な戦争がおきた。 その数々の戦いは地球と宇宙との間で大きな溝を造り、さらに地球の国々やコロニー間でも勢力争いが多発し、「宇宙戦国時代」の幕開けとなった。 しかし、ここでひとつの条約が締結される事になる。 その名は「ルナ条約」。 地球・月・サイド1〜7のコロニー群は、それぞれが独立国家となり他国に干渉しないと言うのが主な内容である。さらにこの条約には将来的に地球件を統一する「地球圏統一連合」の設立が唱えられていた。この条約により、危険なバランスながらも戦争はなくなったように思われた。 かりそめの平和の中、地球連邦政府は地球県内の紛争鎮圧を目的として弱体化が進んでいた連邦軍を増強し、地球防衛軍を設立。そして防衛軍の極東支部などではスーパーロボットの開発が進められる事になった。一方、宇宙では「ザンスカール帝国」、「ネオ・ジオン」という軍事勢力が着々と力をつけてきていた。結果としてルナ条約は戦争を回避させた物の、各国軍隊のやり場の無い増強を招く事になったのである。 地球と宇宙の間で緊迫した空気が流れる中、謎の宇宙船間により一機のコロニーが消滅するという怪事件がおきる。 そして、それが後に「スーパーロボット大戦」と呼ばれる戦いの引き金となった・・・。 |
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人類が、増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになって、すでに2世紀近く。 地球のまわりには巨大なスペースコロニーが数百浮かび、人々はこの人口の大地を、第二の故郷とした。総人口の8割が宇宙に暮らすようになった、この時代‥・・・。 しかし、地上に残った政府高官や一部の特権階級の者達は、そのような時代となってもなお、宇宙を地上から統制できると信じていた。その地上のエリート達と、宇宙移住者の意識格差は対立の図式を生み、連邦政府はコロニーに対する抑圧を高めていった。 A.C.191年、1月・・・。 地上からもっとも遠いコロニー群サイド3は、ジオン公国を名乗り、地球連邦政府に対して独立戦争を挑んだ。半年以上に及んだこの戦いは、人類の総人口の半数を死に至らしめるという、史上類を見ない凄惨なものとなった。 戦争は国力に勝る地球連邦の勝利に終わり、ジオンの独裁者ザビ家一党は倒れる。だがしかし、・・・これは人類の苦難の、ほんの前奏曲でしかなかった。 A.C.191年、9月・・・。 人類は、かつて創造した事すらなかった、恐るべき脅威にさらされた。外宇宙からの侵略者、ムゲゾルバトス帝国の出現である。人々はジオン独立戦争で疲弊し、その修理者である地球連邦は腐敗し、戦後の復興も遅々として進まぬ中で、いまだ勝利の微酔に酔いしれていた。 圧倒的な戦力で地球圏へ進行したムゲゾルバトス帝国軍の前に、地球連邦軍はなんら効果的な反撃もできぬまま、敗退。衛星軌道上からの攻撃によって、地上の都市の70%が業火に焼かれるに至り、地球連邦政府はついに全面降伏を宣言した。こうして地球圏は、異星人の帝国の占領下におかれることとなったのである。 時にA.C.191年、12月のことであった。 後に一年戦争と呼ばれたこの戦いの後に待っていたものは、帝国による苛烈な弾圧と、血の粛正。そして、恐怖による支配だった。帝国の支配体制の確立は、地球に潜んでいた非人類種族出現をも促し、人々は自らの行く末に恐怖した。 それから3年が過ぎ、世界各地で再び、帝国の支配に対する抵抗運動が活発化する兆しが見え始める。 A.C.195年・・・・・地球の未来は、まだ混沌の闇の中にあった。 |
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人類が宇宙に進出してから2世紀近くが過ぎた時代。 地球圏は大きく二つの勢力に分かれていた。 一つは地球圏を統合している地球連邦政府、もう一つは宇宙に浮かぶスペースコロニー群である。本来、スペース・コロニーは地球連邦政府の管轄下だったのだが、長い年月を経てその数が増え、宇宙植民地としての意味合いが薄れつつあった。 新西暦179年、地球から最も遠いところにあるコロニー軍・サイド3が「ジオン公国」を名乗り、地球連邦政府に対して独立戦争を挑んだ。人型機動兵器を要するジオン軍は当初優勢だったが、地球連邦群の猛攻により、戦争は膠着状態に陥った。しかし、地球連邦軍による最後の作戦・星一号作戦が発動される寸前、L5宙域に謎の巨大な物体が突如出現。それは地球連邦軍とジオン公国軍の宇宙艦隊の大半を巻き込み、地球の南アタリア島に落下した。戦力的に疲弊してした両軍はこの事件をきっかけに休戦協定を結び、後に「一年戦争」と呼ばれるこの戦いは終結した。 戦後、南アタリア島に落下した物体はビアン=ゾルダーク博士を中心とする調査団体EOTI機関によって、未知の文明が作り出した超大型宇宙船艦であると判明した。そして、この事実は人類の他に知的生命体が存在し、太陽系外で大規模な戦争が行われている事を証明した。しかし、地球連邦政府の高官達はその事実を認めようとはせず、自分達の身の保全のために地球圏統治の強化と連邦軍の軍備増強を図った。 そんな中、いずれ地球圏は未曾有の宇宙戦争に巻き込まれる事を予測していたビアン=ゾルダーク博士らは「もはや人類は逃げ場を失った」と警告を発した。そして、彼は「異性人の超技術(EOT)」を応用した対異性人戦闘用兵器を開発する組織「ディバイン・クルセイダーズ(DC)」を設立。同時に2隻の超大型宇宙船艦を旗艦とする対異星軍隊「SDF(連邦特別宇宙軍)」も結成された。しかし、これらには莫大な費用がかかり、地球圏の経済状況を悪化させるまでに至ってしまった。 さらに多くの人々は地球外に知的生命体が存在する事実を知らされておらず、特に宇宙移住者(スペースノイド)たちは地球連邦政府の圧制に反発し、各地で半地球連邦運動を展開した。 そして、地球圏の混乱に呼応するかのように、小惑星アクシズへ逃亡していたジオン公国軍が「ネオ・ジオン軍」として再起し、軍事活動を開始する。それに対して地球連邦軍の上層部は特殊部隊「ティターンズ」と特務部隊「OZ」を結成、ジオンの残党狩りとスペースノイドの反地球連邦運動の鎮圧を開始した。 一方、地球上では恐竜帝国や悪魔帝国が極東地区を襲撃したが、「マジンガーZ」「ゲッターロボ」「ライディーン」の活躍により壊滅。恐竜帝国に協力していたDr.ヘルや悪魔帝国のプリンス・シャーキンは再起の機会をうかがい、それぞれの軍団の増強を行っていた。 そして新西暦187年、様々な組織の暗躍により、地球圏は再び緊迫した空気に包まれることになった。 |
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新西暦187年12月。 後にバルマー戦役と呼ばれることになる大戦終結から数ヶ月後。 人類を襲った未曾有の危機はSDF艦隊及びロンド・ベル隊の活躍によって払拭されたが、その代償はあまりにも大きかった。 バルマー戦役の最終作戦時、超重力崩壊によって発生した衝撃波は半年後に地球圏へ到達……。その影響はスペースコロニーの大半を損壊させ、地球上にも甚大な被害を及ぼすことになると予測された。 しかし、その情報はバルマー戦役後に地球連邦軍を掌握し、SDFやロンド・ベル隊を解体したティターンズによって隠され、多くの人々は真相を知らされていなかった……。 |
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宇宙世紀00XX。 かつて、地球圏は混乱のただ中にあった。 一年戦争終結後、ジオン残党狩りを名目に暴走を始めたティターンズ。 後に「グリプス戦役」と呼ばれた戦い・・・・・ ネオジオンと結びつき、最終的に地球圏全てを把握しようと企んだパプテマス=シロッコの野望は、ブライト=ノア率いるアーガマ隊の前に潰えた。 その戦争の影でもまた・・・・・戦い続けていた者たちがいた。 戦争の混乱に乗じて世界征服を企んだ科学者Dr.ヘル。人類の技術が生んだ悲劇のサイボーグ、メガノイド。地球の先住民族を名乗り地底深くから現われた恐竜帝国。 そして地球どころか、宇宙そのものを手中に収めるべく動き出したムゲ・ゾルバドス帝国・・・・・。 ほぼ同時期に連続した戦乱は・・・・・「スーパーロボット」と呼ばれる、文字通り強大な力を持ったマシンによって、勝利に終わったのである。 ・・・・・だが、それでも地球圏は混乱のただ中にあった。 すべてが平穏に戻ったと思われた矢先の、連邦軍上層部による浅はかな軍備縮小・・・・・ この直後に訪れた新たな侵略者、ベガ大王率いるベガ星連合軍。 一度は引き下がったアクシズ・・・・・ネオジオンの再来。 そして動き出す、謎の破壊者ガイゾック・・・・・。 地球を中心として、再び吹き荒れる戦乱の嵐。 ・・・・・それがこれから続く事件のほんの序章にすぎないと言うことを、そしてそこに全宇宙を巻き込んでいく「ある力」が働いていることを・・・・・。 このとき誰も知らなかった。 宇宙世紀00XX。 部隊は地上・・・・・連邦軍極東支部、獣戦機隊基地。 ・・・・・物語はここから始まる。 |
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宇宙世紀0XXX年。 1年戦争、グリプス戦役…2つの大戦を乗り越えた地球圏に束の間の平穏が訪れた。 テラフォーミングによる火星の開発、ティターンズの反乱の爪痕も癒され…地球圏の復興、発展は急速に進められた。 …ここである転機となる事件が起こる。 母星を失い、流浪の民となっていたバーム星人が地球への移民を求め、和平交渉に臨んできたのである。 コロニー国家への受け入れ、なにより状況的に余裕のあった地球連邦政府は、バーム星人との和平会談に応じることを快諾する。 だが… バーム星人との和平会談は、「和平派代表の暗殺」という、最悪の結果で決裂…戦争状態に突入してしまう。 地球圏の混乱を憂いていた、月のギガノス帝国…ギルトール元帥は、会談の決裂をアースノイドの無能ゆえとし、地球からの独立を掲げ、地球連邦政府に宣戦を布告する。 その戦乱に呼応するように、火星開拓都市は謎の敵によって突如襲撃を受け、地球では、なりを潜めていた百鬼帝国に侵攻が開始された。 こうして…地球は再び戦渦の炎に彩られることとなる。 急速な事態の変化に、弛緩していた連邦政府が対応できるはずもなかった。 ただひとつ、地球連邦軍第13独立部隊…通称『ロンド・ベル隊』を除いては。 だが、ロンド・ベル隊は、戦乱の裏に隠された真実を、…「極めて近く、そして限りなく遠い世界」からの訪問者たちに、その時きづくはずもなかった。 大戦の火種に息を吹きかけたのが、『彼ら』だということにも。 |
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